音楽のブログを始めます

初めまして。

ジャガタロイモと申します。

音楽を作っています。

 

このブログは、私が作った音楽をまとめていくブログです。

1曲につき1記事、それぞれに音源と製作の裏話など書いていく予定です。

 

このブログの他にYouTubeニコニコ動画、Sound Cloud、Twitter、amebloなどで活動しています。なのに何故あえてここにブログを設置したかというと、上記SNSでは曲の一覧性が弱い、音質があまり良くない、投稿数に上限があるなどの弊害があるからです。

はてなブログはジャガタロイモの作品を一覧するのに適した場所にしていくつもりです。

 

それでは、よろしくお願いします。

2023/01/15

夕日を描く男

タイトル:夕日を描く男

作成日:2023/1/3

 

年末年始に作った曲。

何か優雅な曲を作ろうと始めて、冒頭ピアノの最後にギターのドミナントセブンスかなにかを重ねたら、そこから湿度高めのロックに繋げたくなった。

イメージは筋肉少女帯のゆっくりした曲など。

ギターの音作りが上手くいった。

ソロの途中でワウをONにした。

ピッチベントのオートメーションをこだわって書いた。

ドラムはStudio Oneに入っているループ素材のRnBをかなりスローダウンして用いた。独特の音色になったと思う。

素材なのでフィルインなどはすこし工夫が必要だった。

 

歌詞は曲が完成してから考え始めた。

最近テート美術館展でターナーの「湖に沈む夕日」という絵を見た。

そのイメージにぴったりだったのでそれを膨らませて歌詞を書いた。

 

【歌詞】

沈む日を描く男

キャンバスを湖畔に立て

沈むなと叫びながら筆を振る

 

何かに追われて

もう二度と夕暮れが来ないかのように

 

湖の中に沈む太陽を描けぬうちに

溶けていく男は土に染み込み消えた

独白

タイトル:独白

作成日:2023/9/1

 

ひとつ前の曲で初音ミクを久しぶりに起こした。

先にオケを書き、メロ、歌詞の順に作った。

この頃は再生数やコメントが欲しくて、ひとに聴かれて受けそうな曲を作っていた。

また、MusicVket5直前で、とにかく他者からの反応が気になっていた。

時系列は覚えていないが、その自分の作曲姿勢に嫌気がさしたり、横尾忠則現代美術館で芸術について考え直したり、MusicVketで他の人の曲がハイクオリティでありながらあまり自分は好きで無かったり、自分の曲への反応が思ったより無かったりして、絶望と反省があって、もっと自分のための曲を書かなくてはいけないと思った。

ミクにも恥ずかしいと思った。

出来上がっいたオケはそのままに、なるべく自分に対して正直に、自分が失望しないようなメロディを書き、歌詞を書いた。

 

【歌詞】

答え合わせも出来ないままで言葉を話す

みんな違う位置に立ってるし 仕方ないな

窓辺で泳ぐクジラを君の目に移したくて

砂の中探してたけど勘違いだったんだ

スコップを置いて

電子の部屋で自分宛ての言の葉なんかを

空っぽの姫とふたりで作ってさ

隙間から漏れた音がどこかの誰かの希望になることもさ、あるかな

 

5時の斜陽が照らす

ぐちゃぐちゃになったノートを箱の中の姫にわたした

君は僕だから

 

海に投げ込んで薄めるための紛い物じゃなくて

私たちのための歌を書かなくちゃ

世界にひとり同じ位置に立っている君に聴いて欲しい叫びを

ミクといっしょに踊りましょ

タイトル:ミクといっしょに踊りましょ

作成日:2023/8/15

 

久しぶりに初音ミクで作った曲。

これの前に最後に初音ミクを使ったのが2021/10/17の蒙昧グルーヴだったので、1年と10ヶ月ぶり。

その間ピアプロエディターを立ち上げもしなかった。

ミクは怒っている気がした。

この曲の次に作っている曲は、初音ミクとの和解のための曲だ。

 

【歌詞】

君と作った曲でミクと踊りましょ

音が鳴れば思わず胸も跳ねるわ

子供みたいなステップで二人踊りましょ

ここではおうじさまとかわいいおひめさまほら

ほら私のこの声がみんなを笑顔にする

君だけのメロディをエディターに打ち込んで

アメみたいな甘い言葉で愛を歌ったら

「ガラじゃない」なんて君ははにかんだ

Coast of The Faraway Town

タイトル:Coast of The Faraway Town

作成日:2023/5/22

 

市松寿ゞ謡さんの新曲ティザーを聴いてトラップを作りたくなってビートだけ作ったが、上に明るめのメロとコードを乗せたらハワイ風になった曲。

参考はHALFBYのINNN HAWAIIの曲全般。

コード進行はこんな感じ。

ⅣM7    Ⅲ♭M7  Ⅲaug(7)  Ⅴ7(-5)
ⅣM7    Ⅶm7
Ⅵ♭M7  Ⅵ♭dim7  Ⅴdim7  Ⅲ7  Ⅱ7sus4  Ⅰ7(9)sus4

幻蝶譚

タイトル:幻蝶譚

作成日:2023/4/16

 

 

カラオケバージョン

 

MVはこちら

 

VTuber月夜野紫月さんの非公式イメージソングとして作った曲。

紫月さんのお誕生日に合わせて投稿した。

スヰート・レイルぶりに編成の豪華な曲を作った。

ジャズらしいお洒落なコード進行にできたと思う。

 

【歌詞】

月夜の明かりを映した石畳から
夜風の隙間に誘って
濡れた傘と現はここに置いていって
貴方が望めば今夜は夢になる
かがやく黄金で満たしたグラスを回して
シアワセと痛みを溶かして
喉の奥と視界を焦がしていく
こんなのもお数奇でしょ?
蝶々が泳いでるうちに
快楽を薄めずに飲み干してしまえば
頭にはじける光を見るわ
草と躑躅の香りにのぼせた顔して
唇と言葉で遊んで
河原鶸が歌えば今日はお帰り
忘れずに傘を持って
ねえ また会えるわ
雨烟る次の夜に