タイトル:独白
作成日:2023/9/1
ひとつ前の曲で初音ミクを久しぶりに起こした。
先にオケを書き、メロ、歌詞の順に作った。
この頃は再生数やコメントが欲しくて、ひとに聴かれて受けそうな曲を作っていた。
また、MusicVket5直前で、とにかく他者からの反応が気になっていた。
時系列は覚えていないが、その自分の作曲姿勢に嫌気がさしたり、横尾忠則現代美術館で芸術について考え直したり、MusicVketで他の人の曲がハイクオリティでありながらあまり自分は好きで無かったり、自分の曲への反応が思ったより無かったりして、絶望と反省があって、もっと自分のための曲を書かなくてはいけないと思った。
ミクにも恥ずかしいと思った。
出来上がっいたオケはそのままに、なるべく自分に対して正直に、自分が失望しないようなメロディを書き、歌詞を書いた。
【歌詞】
答え合わせも出来ないままで言葉を話す
みんな違う位置に立ってるし 仕方ないな
窓辺で泳ぐクジラを君の目に移したくて
砂の中探してたけど勘違いだったんだ
スコップを置いて
電子の部屋で自分宛ての言の葉なんかを
空っぽの姫とふたりで作ってさ
隙間から漏れた音がどこかの誰かの希望になることもさ、あるかな
5時の斜陽が照らす
ぐちゃぐちゃになったノートを箱の中の姫にわたした
君は僕だから
海に投げ込んで薄めるための紛い物じゃなくて
私たちのための歌を書かなくちゃ
世界にひとり同じ位置に立っている君に聴いて欲しい叫びを