タイトル:シュルフィーリスム
作成日:2022/04/16
無色透明祭というニコニコ動画で開催された楽曲投稿イベントに投稿した作品。
自分がどんなものを「良い」と思っているのかを、初めて精密に言語化できた曲。
まにお先生の「きたない君がいちばんかわいい」や古屋兎丸先生の「サチと行った海」がイメージの一部になっている。
【歌詞】
無色透明祭 歌詞
静寂が鳴らす 四度の和音とコーヒーの朴とした味
両耳に針を突き刺され 中で突き響くような
私君になりたいって
でも君の目を見たくて
カタチなんていらなくて
君の声飲み込んで 胸に満たしたい
アルカロイドのようで素敵
愛みたいに曖昧なiconを描き
分からなくて良いよね そこにいるから
階段を降りる 地下鉄の風が裾を撫でて煽る
スカートを押さえ振り向くとなびく真鍮色の髪
感情も記憶も全部 嘘でも構わないって
君のために泣きたくて
つじつまを諦めた静けさに沈む
ビルの隙間で躍る日差し
2人の悲しみだけを空に溶かして
混ざり合えばどこまでも行ける気がして